英語学習

【英語をすらすら読む】スラッシュリーディングのコツを解説します

悩める英語学習者
  • 英語の文章読むのが遅い…
  • 複雑な長文を読むと、頭がこんがらがって、意味が取れなくなる…
  • スラッシュリーディングって、やったことはあるけど、効果を感じられなかった…


スラッシュリーディングは知っていても、取り組めていない… とか、三日坊主でやめてしまった… なんていう人は、かなり多いのではないかと思います。
これは本当にもったいない!

スラッシュリーディングは、英文のリーディングの仕方の処理を根本から変えてくれる、きわめて効果的な練習方法です。
ただ、なかなか取り組みづらい練習法だというのは事実

ヨシヒコ

ポイントさえ押さえておけば、スラッシュリーディングって実は簡単ですし、読書効率はみるみる上がりますよ。

スラッシュリーディングのポイント
  • スラッシュリーディングに最適な英文を選ぶ
  • 最適な場所にスラッシュを入れる
  • 音読しながら読み進める


ヨシヒコ

ちなみにこの記事を書いている僕は、高校中退から、独学でTOEIC990点満点・英検1級・工業英検1級・TESOL (英語教授法資格) などの難関資格を取得。

もともと英文を読むのは苦手だったのですが、練習をして、TOEICのリーディングをらくらく終わらせられるようになりました。


今回は、スラッシュリーディングで読書効率をみるみる上げる方法を解説します。
これが身につけば、読書効率だけではなく、今後の英語の学習効率が全く変わってきますよ。

記事で詳しく解説していきます。

スラッシュリーディングのメリット【TOEICも解き終れる】

スラッシュリーディングに取り組んでも、なかなかうまく行かない人って多いんですよね。
周りでも挫折した人は数知れず…

それは、今まで自分が慣れた習性を変えるのに、無意識に抵抗を感じているから。
悪いクセだと分かっていても、なかなか変えることはできません。

ヨシヒコ

無意識の抵抗を和らげるためには、少しずつ新しい癖づけをしていくのが大事です。
ストレスにならない程度に、徐々に変えていきましょう。

読解スピードがどんどん上がる

英文を読むスピードが落ちる原因は、訳読中心の学校英語でついてしまった「返り読み」という悪いクセ

英文を後ろから戻って訳す英語教育のせいので、英文を前へ後ろへと行ったり来たりしながら読むクセがついてしまっているんです…
これでは読書が一向に進みません。

ヨシヒコ

スラッシュリーディングの練習をすると、返り読みせずに、英文を英語の語順のまま理解できるようになるので、読むスピードがまさに異次元になりますよ。
TOEICもらくらく最後まで解き終れるようになります。

リスニング力が上がる

英文を英語の語順のまま理解できるようになると、リスニング力もアップします。
リスニングのときは当然「返り読み」ができないので、返り読みのクセがついている人は、会話のスピードについていけません。

ヨシヒコ

リスニングで必要なのが、英文を一度インプットしただけで瞬時に理解できる能力。
この能力は、スラッシュリーディングの練習をすると身につけられますよ。

長い複雑な文章でも、すっと理解できる

悩める英語学習者

実は、長い英文を見るだびに、うっ…と嫌悪感を感じてしまう…

ヨシヒコ

スラッシュリーディングを使えば、スラッシュで区切られた1つ1つの部分はごくシンプルな英文なので、読んでいくのも簡単ですよ。


長文の構造がどうなってるかなんて、悩む必要はありません。
書かれている順に、チャンクごとにそのまま意味をとらえていくだけです。

スラッシュ区切られた1つ1つの部分を「チャンク」と言ったりします。意味のかたまりという意味です。


下で実例を見ながら、読みやすさを体験してみましょう。

スラッシュリーディングを体験してみよう

ここからは、実際にスラッシュリーディングを体験していきましょう。

スラッシュリーディングの実際

例えば次の文章を読んで見てください。

This is where you’re going to start doing something completely different than what you have done in your previous English studies.
(『American Accent Training 3rd Edition』p.24より)

関係詞や比較などがあって、ちょっと複雑な文章ですね。
スラッシュを入れてみます。

This is where you’re going to start /
doing something completely different /
than what you have done /
in your previous English studies.
(ここが始める場所だ / 全く違うことを始める / これまでやったこととは違う / 過去の英語学習でやったこととは)

英文が一気に読みやすくなりました!

ヨシヒコ

僕たちは、日本語を読むときに文の構造なんか考えず、頭から順に読んでますよね。
英文も同じで、頭から順に読むのが自然だし、その方がずっとラクですよ。

慣れるまでは音読がオススメ

スラッシュリーディングに慣れてくれば、英文を読んだら英文のまま、語順通りにイメージが頭に浮かんでくるようになります。
でも慣れるまでは、チャンクごとに日本語に訳していくという方法がオススメ。

ただ頭の中で訳していると、あいまいな訳にしかならず、ぼんやりしたイメージしか浮かびません。
なので最初のうちは、しっかり声に出しながら、スラッシュリーディングをやっていきましょう。

ヨシヒコ

音読の効果は科学的に証明されています。声に出すことで、学習効率はかなり上がりますよ。

ちょっとやってみますね。
こんな感じです。

スラッシュリーディングを実際にやってみよう

実際に下の英文を、スラッシュリーディングしてみましょう。

The iPhone is a series of smartphones made by Apple Inc since 2007. It does many things that a computer can do, but is small enough to fit in someone’s hand. It is a mobile phone, meaning that it makes calls and sends text messages but without wires. There are many types of iPhones, such as the model iPhone X.

シンプル英語ウィキペディア「iPhone」より

うまくいきましたか?

悩める英語学習者

うーん… ちょっと難しい…

ヨシヒコ

最初のうちは難しく感じるかもしれません。
スラッシュを入れるとこんな感じになります。

The iPhone / is a series of smartphones / made by Apple Inc / since 2007. / It does many things / that a computer can do, / but is small enough / to fit / in someone’s hand. / It is a mobile phone, / meaning that it makes calls / and sends text messages / but without wires. / There are many types of iPhones, / such as the model iPhone X.

以下でスラッシュの入れ方のコツを解説していきます。

【これを押さえればOK】スラッシュリーディングのコツ

ヨシヒコ

ここではスラッシュリーディングのコツを解説していきます。

練習の前に、しっかり英文選びをするのが大事です。
基本的には、辞書を使わずによめる英文を選んで練習をしていきましょう。
最適な英文の選び方・見つけ方は、別の記事で解説しますね。

英文の区切り方【スラッシュはここに入れる】

スラッシュを入れる場所は大体こんな感じ。

  • 前置詞の前
  • 「to+動詞」や「動詞~ing」の前
  • 接続詞の前
  • 関係詞の前
  • カンマやコロンなどの記号の後
ヨシヒコ

大まかにこんな感じ、と覚えておけば大丈夫ですよ。
厳密になりすぎないことが大事!

スラッシュはあくまでも、文を読みやすくしてくれる補助輪みたいなものです。
これ以上長くなると意味が取りづらくなるな…というところに入れる
慣れたら徐々に外していく。

ヨシヒコ

あとは、読んでて息継ぎしたくなる場所ですね。
そういう意味でも、音読するのは大事です。

ちゃんと紙にプリントアウトして、ペンでスラッシュを入れるのが効果的ですよ。
最初のうちは、声に出して、チャンクごとに日本語に訳しまていきしょう。

慣れてきたらスラッシュを入れなくても、返り読みせずにスラスラ読めるようになりますよ。

整った訳文を作らないこと!

授業やテストでさんざん和訳をさせられてきたせいで、整った日本語訳を作らなきゃっていう強迫観念が植え付けられてる人は多いです。

日本語に訳するときは「意味が最低限通じること」と「スピード感」を重視してください。

ヨシヒコ

きれいな訳を作ろうとしないこと。
意味が通じれば十分です。

だんだんスラッシュを減らしていく

スラッシュリーディングに慣れてくると、脳が一度に処理できるチャンクの量がだんだん増加し、読むのがラクになってきます。

ヨシヒコ

慣れるにしたがって、スラッシュの本数を減らしていきましょう。
例えば上で見た例文は、次のように減らせます。

The iPhone / is a series of smartphones / made by Apple Inc / since 2007. / It does many things / that a computer can do, / but is small enough / to fit / in someone’s hand.

The iPhone is a series of smartphones / made by Apple Inc since 2007. / It does many things that a computer can do, / but is small enough to fit in someone’s hand.

スラッシュ8本を、3本にまで減らせました。

ヨシヒコ

こうして徐々にスラッシュを減らしていけば、そのうちスラッシュを全く引かなくても、英文を英語の語順のまま、スラスラ読めるようになりますよ。

スラッシュリーディングって、効果ありそうだけど、ちょっと自分には難しいし面倒くさいな…という方は、以下の教材もオススメです。
≫ SuperELMer 公式サイト

聴いているだけで、無意識のうちにスラッシュリーディングの感覚が身につきます。
使い方についてはまた別の記事で解説してますので、興味があれば読んでみてください。

まとめ

今回の記事では、効果的なスラッシュリーディングの方法を解説しました。
ポイントをまとめると以下の通り。

  • スラッシュリーディングに最適な英文を選ぶ
  • ちゃんと手を動かして、最適な場所にスラッシュを入れる
  • 音読をしながら進める

スラッシュリーディングを身につけた後に、読書速度をさらに上げていく方法については、また別の記事で解説してますね。

ヨシヒコ

スラッシュリーディングが身につけば、リーディングだけではなく、リスニング力も上がり、今後の英語の学習効率が全く変わってきますよ。


英文をラクに読書できるようになって、楽しい英語ライフをおくりましょう!
それでは、また。