英語学習

【TOEICリーディングの時間が足りない?】英語で「速読」するコツを解説します!

悩める英語学習者
  • 英語で文章読むのってかなり苦痛… 時間がかかるし、すぐに飽きちゃう…
  • TOEICのリーディングは最後まで解き終えられなくて、最後はマークシートの塗り絵をしてる感じ…
  • リーディングがラクにできるようになる良い方法ってないかな?

こんなふうに悩んでいる人、多いですよね😅

英文の速読をラクにこなすためには、聴くように読むことが大事です。

英文の速読(聴くように読む)のポイント
  • リスニングで聴き取れるのと同じ速度で読む
  • 返り読みをしない
  • 辞書を引きたい欲求を抑える

これらのポイントを押さえるためには、まずは学校英語で身についてしまった悪いクセを捨て去る必要があります
そのための方法について、この記事で解説していきますね。

「聴くように読む」ができれば、英語のリーディングが本当にラクになりますよ。
この土台を作ったうえで、さらに速度を上げていくのも面白いです。

TOEICのリーディングくらいだったら、余裕で最後まで解き終えられるようになります!

ヨシヒコ

ちなみにこの記事を書いている僕は、高校中退から、独学でTOEIC990点満点・英検1級・工業英検1級・TESOL (英語教授法資格) などの難関資格を取得。

もともと英文を読むのは苦手だったのですが、この記事の練習をして、TOEICのリーディングをらくらく終わらせられるようになりました。

読書スピードUPの効果は、リーディングだけにとどまりません。
英文の速読を身につけることで、リスニング力を含めた総合的な英語力も目に見えて上昇します。

記事で詳しく解説していきます。

【かんたん】英文速読の方法【TOEIC点数もみるみる上昇】

TOEICのリーディング問題を、最後まで解き終われない人って多いですよね。
問題を解き終らずに試験を終えるのは、本当にもったいない…

問題を最後まで解き終えられれば、それだけで少なくともTOEIC800点以上のスコアは取れます。
理由は以下の通り。

  • TOEICのリーディングを最後まで解き終えられる人は、全受験者のうち約10%しかいない。
  • 上位10%のスコアはTOEIC800~850点。
  • つまり、リーディングを最後まで解き終れる人 ≒ TOEIC800~850点は取れる。

リーディングの速度を上げるだけで、スコアは全然違ってきます。
僕の経験則から言うと、問題を最後まで解き終えられる人は 800点代後半は取れるはず。

TOEIC高得点を目指すなら、速読を身につけるべきです。

ヨシヒコ

英文の速読のために大事なのが、聴くように読むこと。

悩める英語学習者

聴くように読むって、どういうこと?

ヨシヒコ

たいていの英語学習者は、英語を読むときと聴くときで、ぜんぜん違う処理の仕方をしてしまっています。
それを矯正して、読むときと聴くときで同じインプットの仕方ができれば、読むのがすごくラクになるというわけです。

ここでは英文の速読を身につけるための方法をお伝えしますね。

ポイントは、次の通りです。

  • スラッシュリーディングで「返り読み」のクセをリセット
  • 最適な英文選び
  • 字幕を読んで速読力を爆上げ

【返り読みのクセを消し去る!】スラッシュリーディングの方法

聴く感覚で読むために重要なポイントのひとつが、返り読みをしないこと。

ヨシヒコ

返り読み」っていうのは、英語を後ろから訳しながら読んでしまうことですね。
学校英語の訳読式に慣れてしまって、どうしても返り読みをしてしまう人が多い…

この悪いクセを矯正するのに有効なのが、スラッシュリーディングという読み方です。

「意味の切れ日ごとにスラッシュを入れて読んでいく」というシンプルな練習ですが、返り読み防止の効果は抜群です。

こんな感じで、スラッシュを入れて読んでいきます。

The iPhone is a series of smartphones / made by Apple Inc / since 2007. / It does many things / that a computer can do, / but is small enough / to fit in someone’s hand.

シンプル英語版ウィキペディア「iPhone」より

文単位で意味を理解するのでははなく、ひとつのチャンクで意味を理解し終えてから、次のチャンクに進みます。

ヨシヒコ

チャンクというは、スラッシュに挟まれたひとつひとつの部分のことですね。

スラッシュリーディングのやり方について、詳しくは以下の記事で解説しています。

最適な英文を選ぶ → 辞書を引きたい欲求を押さえる

スラッシュリーディングをする際は、英文選びを間違えると効果が下がりますので、辞書を引かずに読める英文を選んで練習しましょう。

ヨシヒコ

日本語の文章を読むときは、分からない単語があっても、いちいち辞書を引いたりしませんよね。
英文を読むときにも、辞書を引かずに読み進めるクセをつけましょう!

悩める英語学習者

でも、分からない単語があると、どうしても辞書をひきたくなっちゃうんだよね…

ヨシヒコ

それは中高6年で『英文=辞書を引いて読むもの』という固定観念を植え付けられてしまったから。
その悪いクセを矯正していく方法を解説しますね。

辞書を使わずに読める英文を選んで、新しいクセ付けをしていきましょう。

英文の読み方を覚えるのが目的なので、難しい英文を選ぶ必要はありません。
むしろ易しい英文の方が効果的です。

英語の多読によく使われる、レベル別の Graded Readers は良いのですが、値段がかなり高い…
ひと揃い買うと、数万円はかかってしまいます。

僕のオススメは、VOA Learning English のニュース記事ですね。
海外の話題が好きな方には、特にオススメです。
≫ VOA Learning English のニュース記事

基本語1500語+αで書かれているので、辞書なしで読めます
語彙制限されてるのが分からないくらい、面白く書かれているのがすごい!

あとは、シンプル英語版ウィキペディアもいいですね。
主に基礎単語850語を使用して記事が書かれているので、とても読みやすいです

ページ上部の真ん中にある検索窓に、たとえば「iPhone」などと入力して検索してみましょう。
≫ シンプル英語版ウィキペディア

自分の興味のあることだったら、読むのが全然苦になりませんよ😏

スラッシュリーディングをする際は、ちゃんと紙にプリントアウトして、ペンでスラッシュを入れることが重要です!

勉強においては、アナログ感覚もすごく大事
五感をしっかり使ってあげることで、記憶が脳に定着しやすくなります。

ヨシヒコ

慣れてきたら、スラッシュを入れなくても、返り読みせずにスラスラ読めるようになりますよ

【スラッシュリーディングが苦手な方へ】SuperELMerが超便利

スラッシュリーディングが苦にならない人は、どんどん取り組んで新しいクセづけをしていきましょう!
ネットで好きな英文をいくらでも集められるので、コスパ最強です。

ただ、スラッシュリーディングってちょっと面倒くさいな…っていう人もいるかと思います。
そういう人は、SuperELMer という教材に頼るのもいいかと思います。
≫ SuperELMer 公式サイト

SuperELMer の詳しいレビューは、以下の記事に書いています。

この教材では、スラッシュリーディングと同じ要領で、こんな音声が流れます。

  1. チャンクごとに「英語 → 日本語 → 英語 → 日本語……」
  2. 日本語の部分が無音に置き換えられて、チャンクごとに「英語 → 無音 → 英語 → 無音……」
  3. 元の英語音声

聞き流すだけで、返り読みを矯正してくれて、英文を英文のまま理解する訓練になります。
聞き流すだけっていうあの超有名な某教材はオススメしませんが、SuperELMer はかなりオススメです😏

僕もかなりいろいろ英語の教材を買ってしまったのですが、しっかりやり通したのは3~4個だけ😅
そのうちのひとつがこの教材です。

※SuperELMerには、STANDARDとADVANCEの2コースがあるのですが、ADVANCEコースはオススメしません
STANDARDコースの方がはるかに良いです。
理由は上の記事で解説しています。

字幕を読んで速読力を爆上げ

英語の語順で読むクセがついたら、読む速度を上げていきましょう。
具体的には、動画の英語字幕を読みながら、徐々に速度を上げていきます

ポイントは以下の通り。

  • 自分が本当に面白いと思える動画を見つけて、ひとまずはとことん楽しむ
  • 英語字幕で見ながら、速度調節機能で徐々に徐々に速度を上げていく

繰り返し見ても飽きない、自分が本当に気に入ったものを使うことが重要です。

字幕を読んで速読力を上げる方法について、詳しくは以下の記事で解説しています。

「聴くように読む」を実感しよう【TOEICも最後まで解ける!】

ここでは「聴くように読む」感覚を、ちょっと日本語で体感してみましょう

「読む速度 = 聞く速度」にする

TOEICのリーディングは、トータルで約7000語あります。

リーディングは75分間あるので、1分あたり約95語の速度(95 wpm)で読めば読み終えられる計算です。

ヨシヒコ

wpm は「words per minute」 の略です。
1分間に単語がいくつ含まれているかということですね。

一方で、リスニングの問題は約150 wpmのスピードで話されます。

要するに、リスニングで話される速度で英文を読めれば、リーディングなんてらくらく解き終れるはずなんですよね。

母語の日本語であれば、聞く速度よりも読む速度の方が速いはず。

ためしに、ちょっと下のニュースサイトでニュース動画を再生してみてください。
https://news.tbs.co.jp/special/detail/detail3844645.html

このニュースは、1分18秒で話されています。
下に原稿も表示されていますね。
原稿の2段落目からが動画の内容ですので、ちょっと黙読で読んでみてください。

たいていの人は、ニュースを聴く時間の半分もかからずに読み終えられるのではないでしょうか。

母語の日本語では、聴く速度よりも、読む速度の方がはるかに速いことがわかるはずです。

日本語の場合こうなります。「読む速度 > 聴く速度」

ところが英語の場合、これが逆になってしまう。「読む速度 < 聴く速度」

なぜ英語の場合、読む速度の方が遅くなってしまうのか。
理由はいくつかありますが、最も大きい理由は上でも言った通り、訳読を中心とした学校英語のせいです。

  • 「単語の意味を全て理解していないといけない」という強迫観念
  • 返り読みをしてしまう悪いクセ

上でお伝えした方法で、これらの悪いクセを矯正できれば、英文を読むスピードはみるみる上がります。

母語である日本語のように「読む速度 > 聴く速度」にするためには、それなりの訓練が必要ですが、「読む速度 = 聴く速度」にするのはぜんぜん難しいことではないですよ。

ヨシヒコ

まずは「読む速度 = 聴く速度」を目指しましょう。

聴くように読むために

先ほどのニュース原稿を読んだときの感じを思い出してください。
読むときに、単語の1つ1つに均等に気を配っていたわけではないですよね。

句読点(、。)とか、助詞(てにをは)とかを目印にして、脳が無意識に仕分けをして、意味のかたまり(チャンク)ごとに処理をしています

ところが英語を読むときには、このチャンクごとの処理ができなくなってしまうんですよね。

どうしても単語ごとに処理してしまう
「the」とか「to」とか、意味の弱い単語にまで、注目をしちゃうんです。

さらに、学校で訳読をさせられたことによって「返り読み」のクセがついている人は、英文を前後に行ったり来たりしながら読んでしまいます。

これら負の要素が合わさって、読書速度を相当に遅くしてしまう

リスニングの場合、意味の弱い単語は弱く発音されるし、息つぎなどの小休止があるので、チャンクでの理解が容易になります。
また当然ですが、リスニングでは返り読みも不可能です。

「読む速度 = 聴く速度」のためには、聴くように読むこと。

ポイントは次の2つ。

  • 読むときも、チャンクごとに理解する
  • 絶対に返り読みをしない

リーディングの際にも、この2つを同時に達成するために有効なのが、上でお伝えした「スラッシュリーディング」という方法なのです。

速読のメリットはリーディングだけじゃない

ヨシヒコ

読書スピードが上がることのメリットは、リーディングだけにとどまりません。
特にリスニング力に関しては、ちょっと驚くくらい向上しますよ。

リスニング力がみるみる向上

聴くというインプットが成立するためには、次の2つの要素が大事。

  1. 話されている以上の速度で、英文をインプットできる。
  2. 英語の「音」を認知できる。

この2つ要素のうち、英文の速読を身につけることによってが達成されます。

の能力については発音の練習で獲得できますが、絶対に必要というわけではありません。
読解速度がかなり速ければ脳に余裕が生まれるので、たとえ音の認知能力が不十分でも、脳が補完をしてくれるからです。

というわけで、速読が身についていれば、リスニングがとてもラクになります。

ヨシヒコ

発音を学んでおけば、脳の負担が減るので、リスニングがさらにラクになりますよ。

発音を最短で学ぶ方法については、また別の記事で解説しますので、おたのしみに。

英語のスピード感が身につく

読むことが苦にならなくなったら、生活の中に「英語で読む」という要素を取り入れていきましょう。

ここで大事なのは、英字新聞とかTIMEとかを読もうとしないこと
挫折率99%です(僕も挫折しました😓)

重要なのは「スピード感」。
難しすぎるものを読むと、せっかく上の練習で覚えた「スピード感」を発揮できず、元のノロノロリーディングに戻ってしまいます。

それじゃ何をしているかわからない。

英字新聞とかTIMEを読むのは英語学習の王道と言われますが、だからと言って自分に合うとは限りません。
挫折しないためには、自分が「普段の生活」でやっていることを、英語に置き換えることですね。

僕はけっこうテクノロジー系の記事が好きなので、ネットでその関連の英文記事を読むことが多いです。
小説も好きなので、英文で読んでも楽しく感じます。

興味のある内容は分からない単語があっても読み進められますし、ぜんぜん苦になりません。
逆に、僕は政治記事とかゴシップ記事とかには興味がないので、日本語で読むのも苦痛です。

他の記事でも言っているのですが、「普段の生活の要素」を徐々に英語にシフトしていくことで、特に勉強を意識しなくても英語力は勝手に向上していきます。

ヨシヒコ

せっかく身につけた能力は使ってなんぼです。
自分の興味ある記事を、どんどん英語で読みましょう。

重要なのは「スピード感」ですよ。

心地よいスピード感覚をまず体感し、それを繰り返して習性にすることができたら、特に意識せずにらくらく英文を読めるようになります。

細かいことにはこだわらずに、興味のあるものをどんどん読んでいきましょう。

まとめ

今回の記事では、英語の読書スピードUPの方法を解説しました。

ポイントをまとめると以下の通り。

  • 英語の語順で理解することで、まずは「読む速度 = 聞く速度」を目指す。
  • 字幕を用いて、読む速度をさらに上げる。
  • 普段の生活要素を、徐々に英語で行うようにシフトしていく。

英文の速読ができると、リスニングもラクになり、日々の生活でのインプットを苦労無く英語に置き換えられるようになります。
すると、勉強ということを意識しなくても勝手に英語力は上がっていきます。

ヨシヒコ

英文の速読を身につけることで、英語との関係がよりよいものへと変化していきます!

速読を身につけて、楽しい英語ライフを送りましょう。

それでは、また。